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執筆者の写真女性ユニオン東京 ブログ

セクハラ・パワハラ許さない!F不動産分会立ち上げ!

読んだ組合員も共感して怒り心頭!

女性ユニオン東京はこんな重度セクハラ・パワハラとたたかっています!


女性ユニオン東京の機関誌『ファイト!』VOL320(2024/7/31号)、VOL321(2024/9/28号)へ寄稿された記事を転載します。



女性ユニオン東京の労働相談

VOL321(2024/9/28号)第三回団体交渉

被害事実の一覧表を提出、会社側は一度認めた事実含め「覚えていない」

 第三回団体交渉が行われました。会社側が性加害の全貌を把握しておらず再々調査となったため、分会は作成した2ページにもわたる「被害事実」の一覧表を送りました。


 それを受けて、団交前日に会社側から「調査結果」なる書面が送られてきました。

会社が認めた被害事実は、


  • 大半がすでに問題として訴えていたものー例えば部長の私物が毎のように大量に送られてきて、その受理や段ボールのごみ処理をさせられること、職場で取引先の悪口や入社希望者の容姿について揶揄していた等。

  • 複数の証言が明確であるものー例えば・社長が、飲み会の席で、主任(男性)の身体をいじっていた。課長が、取引に対する暴言を述べたなど。

  • 業務上のグループLINEでのやりとりなど証拠が歴然としているものーわいせつ画像やわいせつスタンプの投稿、女性社員の画像を編集した等。

であり、他の人がいないすきを狙って行われた身体的接触については前回と同じく「泥酔していて覚えていない」との回答でした。


 証拠がないものについて、全て覚えていないと回答していて、本当に許せない会社です。



 本人が一度認めていた事実でさえ、「覚えていない」として事実は確認できなかったと平然と回答しています。


 団体交渉に参加した幹部取締役も、かつて課長がその現場を「見ていた」と発言するのを、社長と幹部取締役も聞いていたのに、「覚えてない」と発言しており、会社ぐるみで性加害を隠蔽しています。



加害者がヒアリングする疑わしい「調査」

 聞き取り調査についても、加害者の一人である社長が、加害行為を行なった3人にヒアリングしたことが団体交渉で明らかになり、組合の仲間を唖然とさせました。


 これでは真実が全く明らかになりません。それどころか本気で調査しようとしているのか、疑わしくなります。



 その結果、次回団交までに再度調査をすることになりました。このように組織ぐるみの性加害の全貌を明らかにできないまま、団体交渉を申し入れてから、半年が経過してしまいました。



 会社の不誠実な対応のせいで、私の体調は改善するどころかますます悪くなり、全身に蕁麻疹が出てしまい、今もあまり家から出られない状態が続いています。


 次回団体交渉では、真実を明らかにすることを心の底から祈っています。



VOL320(2024/7/31号)

F不動産でのハラスメント経緯

【分会報告 セクハラ・パワハラ会社を許さない F不動産分会立ち上げ!】

 2022年12月に不動産会社F不動産に営業事務として入社。


 入社当初から上司3人が事務所内で喫煙、その場にいない人の悪口や関係会社への暴言、幼稚な下ネタが日常的に繰り返され、普通の会社ではないことに気付き、同僚と一緒に社長に直接相談するも改善されることはなかった。


 さらにこの社長への相談が、社長に告げ口したと捉えられ関係が悪化し、一緒に相談した同僚へのいじめがエスカレートして、同僚は心を病んで退職。私自身も既に限界はきていたが入社したばかりで、辞めたら転職に不利になると思い我慢する道を選んだ。



 上司3人の行動は日を追うごとにひどくなり、深夜に業務連絡をするグループLINEに業務とは全く関係のない上司の性器写真、社長が男性社員の乳首を舐め回す動画、キャバ嬢の写真などが大量に送られてくることに。


 耐えきれず抗議したが、陰で「うるさいくそ女」などと言われ、いづらくしてやめさせてやろうなどの発言を上司3人がしていた。宴会の席では、上司から胸を触っていいかと聞かれ断ると手を無理矢理舐められたこともあった。私以外の同僚も同じ上司から胸を触られたり、手にキスをされておりセクハラの常習犯だった。度重なるセクハラやパワハラが原因で体調不良になり休職においこまれた。



F不動産分会結成!

 女性ユニオン東京を紹介してもらい、退職した仲間と協力してF不動産分会を結成し団体交渉を申し込んだ。1回目の団交は、会社側の弁護士による事実確認が十分にできておらず、次回にむけて調査の上、2回目の団交の日時を提案となる。


 手を舐めた件や、陰部の写真に関しては、内容を確認しており、認めるものの法律上慰謝料を請求できる案件ではないと認識していると開き直った強弁をしていた。



 加害者は今も別の社員に強く当たるなど全く反省していない様子。どうすれば本当の意味での制裁をあたえられるか、加害が組織的であり、こんな加害会社はあってはならない。


 私以外に退職に追い込まれた方もたくさんいるので何もできなかった仲間の分まで、諦めずに頑張りたい。


このたたかいを応援してくれる人は、

ぜひ女性ユニオン東京へ集まってください。




分会とは?

 職場単位で分会を作って団体交渉を継続することで長期的な職場環境の改善が可能です。

同じ職場の仲間同士で集まって労働相談をしてみませんか?


女性ユニオン東京の労働相談


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