​(2020.6.30更新)

 

信州・田舎暮らし便り その48

《田舎脱出計画!?の巻》 其の壱 いよいよ今号から、田舎脱出計画編!?...に移ります。 でもまずはその手始めに、今までの田舎暮らしの経緯を辿ってみたいと思います。

私の生まれ育った東京の端っこの多摩川沿いの小さな市は、とてものどかで近所には畑、 陸稲の田、梅林が沢山ある田舎な住宅地でした。畑の真ん中には柿の木があり、実のなる 頃には他家の塀の上によじ上って良く採ったものです。 どこの家もいろいろな庭木があり、ブドウやザクロ、グミなども味わえましたし、畑の人参を抜 きっこしていて怒られたこともありました...。 私は幼い頃から土いじりが好きでしたが、ウチの庭は正に猫の額程度の庭で、周りは家に 囲まれて日もあまり当たりません。そのうえ日本庭園に憧れた父が砂利を敷き竹を植え、ミ ニ石庭風になってしまった庭には、もう私が植物を育てるような環境は全くありませんでした 。 でも元々緑が好きで、高校時代の卒業文集には「お金をためて山を買いたい」と書きましたし (笑)、大学の時も裏山でブラブラ散歩しながら植物を眺めるのがとても良い時間でした。 連れ合いと出会って狭いアパートに暮らし始めた時、狭いベランダで初めてピーマンの苗を 育ててみました。そのピーマンはあまり大きくならず、やっと1つついた実をもう少しと思って 置いておいたら、何と赤いピーマンになりました。 調べてみると、つまり通常目にする緑のピーマンは未熟果で、だから白い種と苦味があり、 熟すると赤く甘くなるとわかり、感動でした。 そんな風に植物と付き合うと沢山の発見や感動があります。もちろん、食べ物への興味とい う点もとても大きかったです! そのうち、もっと田舎へ行きたい、山があって緑があって、田んぼや畑があって...と自給生活 への夢を密かに膨らませていました。

田舎暮らしへの直接のきっかけは、皮肉なことに勤務先のマタハラ事件でした(是非過去の ファイトを参照して下さい!)。思い返せば、それまで東京で馬車馬のように働いていた生活 を見直す良い契機になったことは確かです。 マタハラに遭った子どもも無事産まれ、子育ての環境としても田舎が良いだろうなー、また連 れ合いは障がいを持つ兄弟とグループホームの様な共同生活がしたい、そのうち鍼灸治療 院とカフェもやりたい...等と、田舎へ引っ越すということが少しずつ具体的になって行きまし た。

そこから「田舎暮らしの物件探し」という大海原への航海が始まったのでした〜。つづく

​(2020.5更新)

信州・田舎暮らし便り その47

さて、今号は「田舎脱出計画」の予定でしたが、世の中は新型コロナウイルス感染に対する対応で大変な状況が続いています。そんな最中の、田舎の現状について綴ってみたいと思います。
最初は遠い国の出来事だったのが次第に国内でも影響が出始め、テレビがコロナ報道一色になっても、中山間地・限界集落のわが山村においてはまだ遠い国の出来事の様でした。しかしそれまでフツーだった学校に行事で出かけた途端、保健の先生が飛んで来て「マスクして下さい!」と差し出されビックリしました。完全に出遅れていた村民は、誰もマスクなど持ってません。まあ子ども達だけは結構学校でうるさく言われていたようで、ウチの子はちゃっかり先生にもらったマスクを常備していました…。
その後、3月の村を挙げての行事である「文化芸能祭」が急に中止に。それまで練習して来た児童たちの発表の場は、急遽授業参観時の学習発表会となり、なぜか歌を歌う時だけはマスクを外すというアクロバティックな対応がまだ許容されるだけの余裕がありました。
それが、緊急事態宣言が全国に出た途端、ほとんどの村の行事、会議、飲み会、総会、球技や大会などが中止になり…いつも“くだらない会議”に呼ばれていた連れ合いは大喜びでした。
といってもヨガ教室など貴重なお年寄りの運動の場もなくなったため、ある村では健康のため、1日3回もラジオ体操が村内放送で流されているそうです。
そのうち、ジモティー特有の閉鎖的な面が次第に現れ始めました…。
バブル時代に作った別荘地には休日や連休になると来る人が結構いますが、外国人も多く、「そこの人たちがよく来ているから、あそこのパン屋は行かない方が良い」
他府県ナンバーが付いている車が停まっていると「アレは誰のだ?」とすぐチェック
「東京なんか行っちゃダメだ!」「こっちにも来ちゃいかん!!」
ある島の方がこちらの別荘へ来ようと立ち寄った先に、島内の知らない人から「帰って来るな」という電話があったという話も聞きました。恐ろしい…!
そして、ついに県内で感染者が出た途端、かなりのスピードで詳しい個人情報が出回りました。どこどこのだれが東京のどこへ行って感染した、家族は何人でどこどこで働いていて…かなり詳細に噂が拡がってきます。そして、その方の家には心ない言葉を書いた紙が貼られたり、石が投げ込まれたとか。その仕打ちが酷かったため職を失った方もいたと聞きました…!!
とりあえず緊急事態宣言は解除されましたが、市や県の発表を見ますと依然自粛要請は続くとのこと。子どもの学校でも、生徒同士で笑ったり大きな声で会話しない、人と話すときは2m以上空ける、教室の窓は全開、マイゴミ袋持参、マスクの着用等々、宣言前よりもさらに厳しくなっていて、なんのための解除なんだか全く理解出来ません。
ウイルス感染対策は、まずは自分の身体の体力・免疫力を上げることに尽きます。消毒し過ぎず、新鮮な空気と水、生命力に溢れた食べ物、適度な運動と十分な睡眠を心がけましょう!

女性ユニオン東京 

tel & fax:03-6907-2020 

e-mail:info@w-union.org  

〒170-0011

東京都豊島区池袋本町4-6-3メゾン孝203

  • Facebook App Icon
  • Twitter App Icon
  • YouTube App Icon

女性ユニオン東京への道順

東武東上線・北池袋駅より徒歩4分

​改札を出たら左にまっすぐ歩くだけ!